オンライン読書会・読書の宴

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【読了】2019年2月度の読書メーターまとめ

▼おはようございます。月が替わりましたので、先月読書メーターに投稿した内容をまとめておきます。

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:534
ナイス数:92

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 (幻冬舎新書)考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 (幻冬舎新書)感想
【1回目】考えることについての「哲学的考察」ではなくて、哲学的に問い・語り・聴き・考えることの実践への誘いが書かれている挑発的な書。私はしばしば「読書会」を企ててきているのだが、そこでのやりとりがこんな風にできるといいなと思わされた。中でも重要なのは「聞く」ことなのではないか。適切に聞かれることによって、問いと語りは開かれたものとなり、それがさらに考えることを深めていく。そうした循環が生まれていく。一度と言わず、何度でも読んで身につけていきたいと思った。
読了日:02月08日 著者:梶谷 真司


オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著)オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著)感想
【1回目】通読して「謙虚」であることがキーワードなのではないかと感じた。自分には部分しか見えていないし、過ちを犯しうる存在である。また、不完全な存在でもあることを痛切に感じていること。こうしたことが、大衆の、ことに「熱狂」から遠く身を置かせることにつながっていくのではなかろうか。複雑さと矛盾に引き裂かれることなく身を処することもまた、「リベラル=保守」の真骨頂なのではないかと思った。
読了日:02月22日 著者: 


NHK「100分de名著」ブックス 夏目漱石 こころNHK「100分de名著」ブックス 夏目漱石 こころ感想
【1回目】恥ずかしながら、まだ漱石の本文を読み終えてはいない。必要に迫られて、こちらを先に読んでしまった。あらすじは「まんがで読破」シリーズで読んでいたので助かった。明治という規範を喪失した時代に「根無し草」となった「K」と「先生」の自殺と考えていたのだが、どうもそうではないようだ。著者は、「先生」は「K」の人生を引き受け、さらに「私」に自分の人生を託したのだと言っているように思えた。「100分de名著」テキストに一章を加えての刊行。さて、青空文庫で本文を読まなくては。
読了日:02月28日 著者:姜 尚中

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