【更新停止】読書会は、参加するより主催するのが楽しいですよ

読書全般と、自宅から参加できるオンライン読書会についてのブログです。

【テキスト】『読書力』第Ⅲ章 自分を広げる――読書はコミュニケーション力の基礎だ

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▼おはようございます。今回のエントリーでは、読書会のテキストである齋藤孝さん著の『読書力』(岩波新書)第Ⅲ章について、簡単にまとめておきたいと思います。読書会の実施は、2019年3月30日(土)20時からを予定しています。

各節について

1)会話を受け止め、応答する

2)書き言葉で話す

3)漢語と言葉を絡ませる

4)口語体と文語体を絡み合わせる

5)ピンポンと卓球

6)本を引用する会話

7)読書会文化の復権

8)マッピング・コミュニケーション

9)みんなで読書クイズをつくる

10)本を読んだら人に話す

11)好きな文を書き写して作文につなげる

12)読書トレーナー

13)本のプレゼント

▼「読書クイズ」など、ともすると突飛に思われる提案もあるので、全てについて言及するつもりはありませんが、思ったところを書き出してみたいと思います。

感想・意見

▼この章では、「読む」=インプットと、「話す」「書く」=アウトプットとの関連について述べられています。つまり、他者に働きかけるというコミュニケーションの側面について言及されているわけです。

▼その、「話す」「書く」という力を養うのにも、読書は一役買うことができるというのが齋藤さんの意見です。

▼読書をすることで、会話の質が高まります。例えば、話の内容について要約し、脈絡を取り出して会話に活かす。相槌や言い換えといったレスポンスの能力を高める。語彙力を向上させるなどといった点が挙がっています。

▼おもしろいなと思ったのは、「書くように話す」ことが推奨されていることです。敢えて漢文調・文語調を交えることで、会話の「質」を高めるといった側面もあるようです。

▼思い返していただきたいのは、第Ⅱ章で「読書はスポーツだ」といった主張がされていることです。スポーツとは、黙っていても自然に身につくものではないけれども、適切な練習を施せば、誰でも一定水準の高みに到達することができるものです。読書を通じたコミュニケーション力の向上にも、そうした「スポーツ」的な側面があるように思われます。

▼また、「書く」ということについても意識を内的に変化させる技術であるという観点から重要であると主張されています。

読書メーターへの投稿

▼以下に、読書の管理サイトである「読書メーター」に私が投稿した内容を記載しておきます。

かつては「読書大国」「読書立国」であった日本に、再び読書文化を根付かせようとしている熱意の書である。後半、読むことと書くこと・話すこととの関連についても述べられている点が興味深い。流行りの言い方では、「インプットとアウトプット」ということになろう。その基礎となるのは、やはり「練習」を重ねた読書であるというのが、筆者の見解であると思う。

 

 ▼以上で、テキストの紹介を終えたいと思います。

4月以降の予定

▼4月~5月:夏目漱石『こころ』

▼5月~6月:太宰治人間失格

▼6月~8月:フランクル『夜と霧』

▼いずれも、テキスト購読の回で使用する予定です。「推し本」紹介の回などと適宜織り交ぜながら実施していきます。

▼なお、4/6(土)についてはこの読書会全体についてのフリートークの回としたいと考えています。また、初の試みとして4/17(水)には14時からの開催を予定(推し本紹介の回)しています。どうぞご検討ください。

▼初めてのご参加をご検討いただける場合には、私のTwitterアカウントまで、リプライまたはDMにてお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

▼今回のご案内は以上とさせていただきます。お読みいただき、ありがとうございました。