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【テキスト】川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)2019/10/19

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砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

 

 

▼こんにちは、すたんど(@stand_00)です。読書会で扱うテキストについて書くのが久しぶりになってしまいましたが、今回は、2019年10月19日(土)に実施を予定している川北稔さんの『砂糖の世界史』についてご紹介していこうと思います。

 

目次の構成

・プロローグ 砂糖のふしぎ

・第1章 ヨーロッパの砂糖はどこからきたのか

・第2章 カリブ海と砂糖

・第3章 砂糖と茶の遭遇

・第4章 コーヒー・ハウスが育んだ近代文化

・第5章 茶・コーヒー・チョコレート

・第6章 「砂糖あるところに、奴隷あり」

・第7章 イギリス風の朝食と「お茶の休み」――労働者のお茶

・第8章 奴隷と砂糖をめぐる政治

・第9章 砂糖きびの旅の終わり――ビートの挑戦

・エピローグ モノをつうじてみる世界史

・あとがき

となっています。

プロローグ 砂糖のふしぎ

・「世界商品」(=ステイプル)としての砂糖=近代初期の世界で、ひろく取引された商品 → 茶、コーヒー、タバコなども。

・ヨーロッパの特産品であった毛織物は、世界商品たりえなかった。

・16世紀以降の世界史は、その時々の「世界商品」をどの国が握るかの競争の歴史として展開されてきた。

・「世界商品」はアジア、アフリカ、アメリカでとれる生産物が多かった。

・植民地として囲い込み、外国勢の排除を図った。また、流通ルートを押さえることにも腐心していた。

・奴隷交易 → 世界中の人間の配置すら変えてしまった。

・始めは「薬」「ステイタスシンボル」として使われていた砂糖だが、重要なカロリー供給源となる。

第1章 ヨーロッパの砂糖はどこからきたのか

・砂糖の原料として、他を圧した「砂糖きび」。

イスラム教徒により、砂糖の生産がヨーロッパやその他の地域に伝播。

・適度な雨量と温度が必要であるが、その栽培によって、土地が荒れてしまう砂糖きび=移動を図っていく必要があった。

・重労働、規則正しい集団労働を必要とした → 奴隷労働を必要とした。

・16世紀はじめに急成長した砂糖生産。アントワープ(=アントウェルペン)に集められ、売りさばかれた。

・競って栽培地を求めたヨーロッパ諸国。

・有用な植物を気にかけていた航海。

・本国に植物園が作られて、研究がすすめられた。

・1493年、ポルトガルとスペインにより、世界を二分割することが決められた。

・16世紀を通じて砂糖生産の中心であったブラジル。

・17世紀、オランダ人を介して、砂糖きびがイギリス領、フランス領のカリブ諸島に移される。

第2章 カリブ海と砂糖

 ・砂糖きび「だけ」を栽培するプランテーション経営(=モノカルチャー)。

・「砂糖革命」=何万という黒人奴隷が住まわされた。

・白人のプランタープランテーション経営者)は、一旗揚げて帰国することしか考えていなかった。

・地域を一変させたプランテーション=今日まで「開発途上国」となっている。

・三角交易。

 

(以下、「第3章 砂糖と茶の遭遇」に続きます)

 

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